DIARY

『京都 大原の里 草花と実り』

2011年5月 2日

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昨日 少し触れたポストカードブック
『京都大原の里 草花と実り』
(初版発行2003年 青幻舎 刊)について。

残念ながら今は売り切れ絶版となり
手に入らない状態なのですが
いずれ草花舎より
ポストカードセットとして
販売できればいいなと思っています。

現在発売中のポストカードセット

英国ヨークシャー想い出の花~春・夏~
英国ヨークシャー想い出の花~秋・クリスマス~
とは 又 違った雰囲気を楽しんで頂けると思います。


以下の文は『京都大原の里 草花と実り』まえがきより。


京都大原の朝市は、四季を通して賑わっている。
京野菜を買い求める人、お漬物を味見する人、
そして、山からの草花を愛でる人-。

京都大原の新春は、日本水仙の香りに包まれて始まる。
やがて、新聞紙にくるまれた菜の花たちが店先に並びだすと、
山桜、木蓮、桐の花に卯木の花・・・
次々に春の花々が耀く姿を見せてくれる。

家に戻るなり、水に入れてあげてペンをとる。
花が散ってしまう前に、終わってしまう前に、
その日、その時、その朝に出会った花を
形に残しておきたいから。

京都大原の秋の気配は一足早く訪れる。
車を止めて野山に入れば、枯れた山紫陽花や
たわわに実る柿、朝露に濡れた落葉など
魅力的に色づいた自然があふれている。
その山の秋に、実りに、少しでも近づきたくて
白いスケッチブックをひらく。

そして今日は日曜日。
今朝出会う草花や木々を楽しみに、
大原の里を楽しみに、
まだ薄暗い朝6:30、高野川ほとりの家を出る-。

                西山裕子