ヒルトップを満喫した後、
車でターンハウズにやってきました。
この湖は、ミセス・ホップウッドの一押し!
" お天気に恵まれたなら、絶対行ってね。
それはそれは美しい湖なの。
それに、子供でも一周歩けるほどの大きさだから、
ちょうどいいんじゃないかしら。"
駐車場でウォーキングブーツに履き替え
「ここを下るのかなぁ~」と歩き始めた矢先、
劇的に目の前に現れました。
ヒルトップを満喫した後、
車でターンハウズにやってきました。
この湖は、ミセス・ホップウッドの一押し!
" お天気に恵まれたなら、絶対行ってね。
それはそれは美しい湖なの。
それに、子供でも一周歩けるほどの大きさだから、
ちょうどいいんじゃないかしら。"
駐車場でウォーキングブーツに履き替え
「ここを下るのかなぁ~」と歩き始めた矢先、
劇的に目の前に現れました。
『あひるのジマイマのおはなし』 に描かれた
キッチンガーデンからコテージを眺めます。
緑色の鉄扉に鉢の巣箱、絵本と全く同じ!で感激です。
そして、その手前には
これ又絵本通り! 《ルバーブ》 が植えられていました。
《ルバーブ》 とは、
蕗に似た葉に、根元が赤い茎を持つ植物で
パイなどによく使われます。
そう言えば・・・ホップウッドさんの庭にも
ルバーブが植えてあったな。
英国・湖水地方では
真夏でも薔薇が咲いて。
コテージ見学を終えた後は
再び小道を通って庭を満喫。
ビアトリクスの時代から受け継がれてきた庭は
花々が生き生きと咲き誇り、
当時のコテージ・ガーデンの雰囲気を
そのまま感じることが出来ます。
ヒルトップの玄関になるポーチは
『こねこのトムのおはなし』で
こねこたちを送りだす母親タビタ・トウィチットさんが
描かれた場所ですね。
また、このポーチにたたずむビアトリクスの写真が
よく知られています。
さて、コテージの中を見学致しましょう。
・・・写真撮影は禁止なので内部をお見せすることは
出来ないのですが、ホールには
『ひげのサムエルのおはなし』 に登場する
レンジや食器棚や階段の踊り場が
そのまま保存されており感激の連続でした。
そして、絵本に出てくる家具や部屋の様子から
想像はしていましたが・・・
どの部屋も調度品からインテリアまで
品のある落ち着いたテイストで
心行くまで楽しむことができました!
ベッドルームの壁紙は、
ウイリアム・モリスの 《 デイジー 》 柄!
「モリス!モリス!」とコーフンする私に
この部屋の説明担当の方が、
" ビアトリクス自身がとても気に入り、
モリス教会に注文して購入したのよ。
このベットに合う壁紙に、
これ以上のものはないってね。"
と、教えてくれました。
そのベットは、
モリスが刺繍したカバーが付いたフォー・ポスター・ベット。
素敵でしたよ~。
彼女は遺言状に、
ヒルトップの部屋や家具は出来る限り
現在の状態で維持することなど、
事細かく記していたそうです。
ナショナルトラストと彼女の強い意思のお陰で
私たちはこうして
彼女の世界観を見て体験出来るのですね。
もう少しゆっくり庭を見たいけど・・・
チケット購入時に
コテージ見学時間が設定されているので
小道を通ってまずはコテージへ。
現れましたよ、これがヒルトップ。
薔薇に魅かれて歩いてくると・・・
コテージへ続くもう一つの小道を発見!
その隣では、一重の白バラが咲き乱れています。
ボーダーガーデンと背後に広がる牧草地の間は
見事なバラが絡まるトレリスで仕切られています。
さて、いよいよ 《 ヒルトップ 》 へ入場。
コテージへと続く小道には
ビアトリクスが造り上げたボーダーガーデンが。
『こねこのトムのおはなし』 に登場する庭が
そのままここに、存在しています!
この白い扉、見覚えがありますね。
そう、『こねこのトムのおはなし』 に出てきました。
《 ヒルトップ 》 の庭に直接入れるこの門は
現在使われておらず。
入口はもう少し先の様です。
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店7階にある
" salon de 7 " で開催中です。
お近くへ行かれる方は、ぜひお立ち寄り下さいませ。
さて、明日からはまた
" イギリスの旅 " に戻りますので
どうぞお付き合いください。
引き続き、出版記念展について。
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
入り口入ってすぐ右手に
この個展案内看板があります。
DM同様、デザイナーの坂元さんに
作っていただきました。
多くの人の目にとまるといいな。
イギリス旅行をお楽しみいただいていますが
今日は、ちょっとお知らせを。
本日から、下記の通り出版記念展を行っています。
(ホームページトップにDM掲載中)
『英国ヨークシャー 想い出の地を旅して』出版記念展
日時:2013.11.16(土) ~ 11.29(金)
場所:MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 7F(salon de 7)
写真展示及び、西山裕子書籍フェア&草花舎グッズ販売
(書籍お買い上げの方、ポストカード1枚プレゼント!)
※イベント開催時はご覧いただけません
もし、梅田に行かれることなどございましたら
ぜひ一度お立ち寄り下さいませ。
目の前に広がる景色は
ポターが保存に全力を尽くして守り抜いたもの。
彼女のお陰で、
当時のままの美しい湖水地方が残っている
と言っても過言ではないでしょう。
もう少し坂を上っていくと・・・
『あひるのじまいまのおはなし』 に出てくる
〈 タワーバンクアームズ 〉 の登場です。
" ここのパブのソーセージが有名なんだ "と
シャドウエルB&Bで一緒になったお兄さんが
教えてくたなぁ。
" ただ、僕たちには、たまらない味と量だけど
日本人の君たちには、きっとヘビー過ぎるよ。"
という親切なご忠告に、従っておきましょう。
現在はB&B&ティールームになっているようです。
『パイがふたつあったおはなし』 で
犬のダッチェスがお茶の招待状を受け取るシーンが
思い浮かびます!
《ヒルトップ》 に向って歩いて行くと
〈 バックル・イート 〉 が見えてきました。
『パイがふたつあったおはなし』 の舞台ですね。
〈 郵便ポスト 〉 の向いにある建物は
〈 アンヴィルコテージ〉 です。
『 ひげのサムエルのおはなし 』 の中で
描かれています。
ニア・ソーリー村に入ったなら
《 ヒルトップ入場券売場 》 の駐車場へ。
売りだし開始時間15分前に着きましたよ。
朝一番で来た甲斐があり、
まだ7.8人ほどしか並んでいません。
チケットを手に入れたなら、《 ヒルトップ 》 まで
ニア・ソーリー村を散策していきましょう。
まず、目に入ってきたのが、この 〈 郵便ポスト 〉 !
『 ピーターラビットのこよみ 』 に登場。
おっと!見えました!
ニア・ソーリー村の表示です。
有名な観光地になっても、この看板。
しびれますね。
フェリー・ボートでウインダミア湖を渡った後、
田舎道 (B5285) をのんびり走っていきます。
確かこの辺りは、ファー・ソーリー村。
う~ん・・・緑の中から現れたこの「パブ&イン」の雰囲気、
近づいてきた気がしますね。
今日は、いよいよ
ビアトリクス・ポターが暮らしていた
ニア・ソーリー村に行くことにしましょう!
ウインダミアからフェリーボートで湖水を渡ります。
このフェリーボート、
対岸から鉄のロープで引っ張る筏の様なもので
とても便利です。
無事に乗り込みチケットを受け取ったなら
車から降り、朝の空気を胸一杯に吸い込みます。
5分程で対岸へ到着。
' 朝の散歩 ' 後は、ホテルの朝食。
B&B より、かなりお上品です。
季節のジュース&フルーツと
〈スクランブルエッグ&ソーセージ&トマト〉を
完食して大満足!
湖越しに見えるお屋敷が
見事に景色と合っています。
それにしても・・・朝の散歩中に出会ったのは、
ジョギングする男性一人だけ。
この景色の中、
私たちだけなんて・・・信じられない!
おっと!湖が見えてきましたよ。
このフットパスから眺めるウインダミア湖、
やっぱり好きだなぁ。
ホテルから歩いて約5分、
昨日散策したウインダミア湖沿いのフットパスに到着。
ただ今、時刻は7時30分。
朝 の湖は、どんな表情を見せてくれるのかしら。
すっきり目覚めた朝、
新しい一日の始まりです。
ホテルのバルコニーに出ると
ウインダミア湖が見えました!
早速、朝の散歩に出かけようかしら。