今年も残すところ4日となりました。
本年も草花舎ブログにお付き合いいただき
誠にありがとうございました。
勝手ながら明日12月28日から2017年1月4日まで
冬期休暇とさせていただきます。
英国旅行をお楽しみ頂いている皆様には
しばし中断となりますが、旅はまだまだ続きますので!
引き続きどうぞよろしくお願い致します。
では、皆さまお身体ご大切に
佳き新年をお迎え下さいませ。
2016年12月の日々のことリスト
中は、こんな感じ。
何て絵になる八百屋さんなのでしょう。
入口に並ぶのは、向日葵とグラジオラス。
ダイナミックですねぇ~。
早速、メイン通りを歩いてみましょう。
おや、八百屋さんが見えてきましたよ。
観光客が多いBakewellとはまた違って、生活感のある通りですね。
Bakewell → B6001 → Hathersage
次にやってきたのは、Hathersage(ハザセッジ)という村。
ふと通り過ごしてしまいそうな小さな村です。
ここから先、建物が見えている所までの距離×2倍ほどの大きさかしら。
みなさん、ご存じ?
ハザセッジは、シャーロット・ブロンテの名作『ジェーン・エア』の
舞台となった村なんですよ。
そろそろBakewellを後にしようかと
パーキングに向って歩いていると、現れたのがこの建物。
窓枠とフラワーboxの花々の色合いが絶妙!
先ほどのBakewell Pudddingのお店の花も見事でしたが
これってそれぞれの持ち主が考えるのかしら。
街で統一されているわけでもないので、店主や家主のセンス?
もしくは、依頼している業者かガーデナー?
何て愉しませてくれるのかしら!
こちらがBakewell Puddingの看板。
1865年からですって!
さて、メイン通りに再び出てきたここは
Bakewell Pudding を提供する老舗のレストラン。
〈ベイクウエル・プディング〉とは、この街の名物菓子。
19世紀、ベイクウエルのコックさんが
タルトの中にジャムを入れるところを
間違って卵液を注いでしまいました。
ところがこれが思いの外美味しく大評判になった―
のが始まりだそうです。
滞英中は温かいプディングを戴き、身体が温まりました。
今回はまだお腹が空いていないのでパスしますが
Bakewellへお越しの方は、ぜひ一度お試しあれ!
さらに進むと・・・(メイン通りに面した)パン屋さんに辿り着く。
細い路地から繋がっているのですね。
少し歪んだ天井と立派な梁が歴史を感じさせます。
大柄なイギリス女性の頭にあたりそうだけど、大丈夫?
店内を奥へ進むと・・・こちらはパスタソースやジャムのコーナー。
お店の照明、私はこれくらいが落ち着きます。
どうですか!このディスプレイ。
洒落てますよね。
特に一番上段のピクニックセット!!
欲しいですねぇ~。
下段はキッチンタオルです。
小さなお店を発見!
「パン屋さんの入口は向こうから」とありますが
ここからも入れるようですね。
バス停から数分で、小さな路地を発見。
何だかいい感じ!
ちょっと入ってみましょう。
教会のある丘から下りてきて、再びBakewell街中へ。
ちょうどバスから続々と人が降りてくるところに遭遇。
晴天の下、英国旗&バス&建物の色合いがいいですね!
教会内にあるショップ。
私好みの〈レトロな花のカード〉が何種類もあり
思わず買い占めてしまうほど!
「でも、それはそれでいいのかしら?」と
たくさんのカードを手に考えていると・・・
牧師さんが通りかかり
「これらのカード、素晴らしいよね。」とにっこり。
「ええ、とても!大好きなので買いたいんだけど・・・」と言うと
「もちろん!そこのBOXに代金を入れておいて」とのこと。
見ると古い木のBOXがあり教会の維持費に使われるとある。
こういう時は、少し多めに入れておく。
Bakewellの街を見下ろすこの小さな教会が
いつまでも存続しますように・・・と願いを込めて。
重厚なドアを開け・・・中へ。
こういう空間に身を置くと
厳かな気持ちになり身が引き締まります。
Bakewellの小高い丘を上り、All Saints Churchへ。
こちらは淡い色合いで。
花の組み合わせ方、配置、バランスは流石ですよね。
振り返ると、こんな感じ。
メイン道路に面しています。
こちらの芝生も見事だけど、立ち入り禁止かな。
あのおじさまは、関係者なのかな?
私が今いるところは
紹介したホテルから道を隔ててすぐ横の小さな広場。
どこが所有するのが分からないけど・・・自由に入れて
街の中心の憩いの場という感じ。
花が見事に咲き誇っています。
Bakewellの中心にあるホテル『Rutland Arms Hotel』です。
(手前の花はホテル内ではなく、道路を挟んだ隣の敷地もの。)
作家ジェーン・オースティンが『自負と偏見』を執筆したのがこのホテル!
おぉ・・・学生時代に夢中で読んだ記憶と
結婚後に映画(キーラ・ナイトレイ主演)を観た時の感動が蘇る!
川沿いを、ゆったりのんびり散策をした後は
Bakewellの中心地へ行ってみましょう。
所々にある〈木のベンチ〉で寛ぐ人々。
う~ん!まさに、〈大好きな英国の田舎の風景〉です。
夏の木々に花々、川面が耀いて。
さぁ、渡ってきましたよ。
青空に中世の石橋が映えますね。
さぁ、私たちも橋を渡りましょう。
陽が射してきて、この景色!フットパスを歩きましょうか。
絵になると言えば、橋の上を歩いていたこちらの女性。
カーディガン、スカーフ、花束の色合いがバッチリ。
そこに、柔らかな栗色の髪、中世の石橋、夏の木々が伴って・・・素敵!
何故か、絵になりますよね・・・。
水鳥がいる光景は、Bakewellのシンボル。
B6001 → Bakewell
ホテルから30分ほどで到着しました。
私の中でBakewell言えば、中世の石橋がかかるこの風景です。
B6521 → B6001
な~んて、余裕で走っていたら
B道路の狭い道で、こんなワイルドなトラクターと遭遇。
油断は禁物です。
the maynard → B6521
ホテルからBakewellへ向います。
この辺りの道は、ワイルドなウエールズとはまた違った風情で
こちらも素敵です!
目覚めのいい朝でスタートする旅の6日目。
ホテルの庭を散歩しながら朝食を待つなんて・・・!
あぁ、〈旅の朝〉は何ともいいものですね。
ここで、ホテルの情報を紹介しておきます。
名称:the maynard
住所:The Maynard, Main Road, Grindleford, S32 2HE
電話:01433 630321
Email:info@themaynard.co.uk
HP:www.themaynard.co.uk
〈クレームブリュレ&キャラメルのアイスクリーム〉は濃厚な甘さ。
ゆっくりディナーを味わいながら
今日行ったところ、あったことを話すのは至福の時。
「え~!ウエールズで、突風の中
絶景ポイントから湖を眺めたのは今日のこと?」
そう、充実した一日は長いのです。
さて、明日からは、ピーク・ディストリクト巡りです。
おたのしみに!
ラズベリーシャーベットの一皿は、鮮やか!
こちらは、〈サーモンの生ハム巻き〉。
長い一日の締めくくりは、Maynard Hotel でのディナー。
田舎では、宿泊ホテルのレストランがよいと寛げます。
お店から車で帰るのではなく、部屋に直行できるのは有難い!
このホテルのレストランは
クラシカルな建物の中、モダンな雰囲気に改装され
お料理も洗練されていて美味。
写真は、〈白身魚のキューカンバー巻き〉。
サマータイムの英国では、まだまだ明るいので
広大な庭を眺めながらディナー・タイムは続きます。