廃墟最後の写真は、城壁のアップで。
ついさっきまで、子供たちがここに登って遊んでいました。
しかも、パン片手に・・・。(←芝生の上で家族がピクニックしているのです!)
大人は、気持ち良さそうに遠くを眺めている。
歴史的建造物の跡地で
青空の下、絶景を眺めながら
紅茶片手に、悠久の歴史に想いを馳せる・・・って感じかしら。
う~ん、豊かだなぁ。
廃墟最後の写真は、城壁のアップで。
ついさっきまで、子供たちがここに登って遊んでいました。
しかも、パン片手に・・・。(←芝生の上で家族がピクニックしているのです!)
大人は、気持ち良さそうに遠くを眺めている。
歴史的建造物の跡地で
青空の下、絶景を眺めながら
紅茶片手に、悠久の歴史に想いを馳せる・・・って感じかしら。
う~ん、豊かだなぁ。
城壁近くからMan Torを眺める。
ちょうど大きな雲で陰っている辺りの尾根を歩いんだよなぁ・・・。
廃墟の暗闇から、外の世界へ。
眼下に広がるCastleton村。
城内の窓からCastleton村を見下ろしてみよう。
さらに登り、いよいよお城(廃墟)が目の前に。
名前はペブリル城(Peveril Castle)。
征服王ウイリアムの重臣だったウイリアム・ヘブリルによって
1086年頃に建てられたもの。
小高い丘の上のお城(廃墟)を目指す道は
さほどの距離ではないのですが、かなり急勾配。
ハァハァ言いながら
最後は、よじ登る?感じで這い上がり
振り返ると・・・この景色。
う~ん、登る価値あり!
ではでは、この村の名前の由来となっている
Castle=お城へ行こうじゃないか!
ということで・・・
小高い丘の上に建つ廃墟を目指すことに。
あった、あった!ここです。
こちらの看板には、Gift & Souvenirs のみですが
隣の看板には、Outdoor Equipment とあり
その下に、Clothing-Boots-Maps-Guides と
記されています。
当時は、「こじんまりとした感じのいい村だね」
くらいの印象で歩いていた気がする。
そして、たまたま見つけたこの店で
アウトドアグッズを購入したのだけど・・・
こうして、18年後にMan Tor の尾根を歩いて
ようやく、この村が
登山客の重要な起点になっていると分かった。
村の店先に
「泥んこの靴も大歓迎」と書いてある理由も。
Cathleton村は思いの外、縁がありそう。
もっと散策してみよう!
メイン通りから少し入ると・・・
あれ?ここ、見覚えある!
そうそう、英国に来て間もない頃
1998年の春、この辺りで買い物したはず。
すごく覚えているわ。
だって、あまりの寒さに耐えきれず
こちらの人が着てるような
風よけジャンバーを買ったのだ。
あと、
ウォーキングシューズを
持っていなかった私たちは
"人生初のウォーキングシューズ"を
この村で買ったのだ。
おっ、右奥の看板が見えるところかな。
看板に花のアレンジも、お見事!
趣きのある建物を見ながら歩くのも愉しみの一つ。
どうですか、ここ。
微妙に歪んでいる・・・。
う~ん、いい味が出てるなぁ。
ちょっと道路を渡ってみましょう。
こちらは、ショーウインドウから飛び出して
青空の下、骨董品がズラリ。
こちらは・・・バスケットが美しい創り。
こちらのショーウインドウは、レトロな感じ。
小さな村の愉しみの一つは、ウインドーショッピング。
だって、ショーウインドウのセンスが抜群!だから。
この雑貨屋さんを見て。
統一された色合いと、買いたくなる!キッチン用具の数々。
こちらは、村の郵便局。
英国のカントリーサイドでは、郵便局は結構狙い目。
村の観光葉書はもちろんですが
地元の人が使う誕生日カードやお祝いカードが、充実しているのです。
今までの経験からいって、村が小さければ小さいほど
私好みのレトロな花柄やコテージを描いたものが、たくさんある!
着きましたよ、Castleton 村。朝陽が気持ちいい。
昨日は、ここでランチした後、洞窟見学へ急いだので
今日は、ゆったり散策しましょう。
快適に車を走らせていて目に入ってきたのは
3日前に給油したガソリンスタンド。
(写真:車の後ろに見える建物)
その時、起こった事件(?)が脳裏に蘇る・・・。
その日は、ウエールズからの長距離移動に疲れ果て
ようやくGlossop 村を抜けた頃でした。
「もうすぐホテルだぞ」というところで
ガソリンが残り少ないことに気付いたのです。
さすがに焦り、慌てて入ったのが
このガソリンスタンドでした。
「さぁ、給油しようか」というその時
「あれ?どっちやっけ?」と呟く夫。
「何が?」
「ガソリンの種類。Unleaded とDiesel 。」
「え?」
「どっちやろ・・・」
「滞英中は、確かUnleaded だったけど」
「でも、一昨年はそうやったっけ?」
え~!どうするのぉ~?
(動揺しながらも、私たち夫婦の記憶力低下に怖ろしくなる)
「聞く?聞く?誰かに聞く?」
清算するお店のレジ係を見ると
何だかすごく無愛想に外を睨みつけてる(ように見える)。
「私、あの人、ちょっと無理かも」(←すごく失礼)
すると、私たちの横で給油しているオジサンと目があった。
ニコッとほほ笑んでくれた(ように見える)。
「こ、この人ならいけそう・・・」といざ、話しかけてみる。
事情を説明すると、「Diesel だよ」と一言。
「え?ほんと?」
何となくUnleaded と思っていたので驚くと
「どれどれ」と言って、次の瞬間
何と!車の給油口を指で拭って舐めたのだ!
そして、爽やかな笑顔で、「やっぱり、Diesel だよ」
な、何て、親切な人なんだろう!
・・・感動。
今日、車が故障することなく
無事に走らせていられるのも
彼のお陰だなぁ~と、しみじみ感謝。
さて、旅の8日目の始まり。
今日は、いよいよヨークシャー!へ戻るの日なので
ピーク・ディストリクトは最終日となります。
昨日、ランチした小さな村Castletonを、もう少しゆっくり散策したいので
ホテルをチェックアウトし、向います。
雲の間からは青空が。
晴れてきそうな気配です。
洞窟出口より
パーキングまで下りてきました。
今日という日は、やっぱり
この風景に抱かれたことに尽きるなぁ。
早朝の尾根ウォーキングから今まで
どっぷり浸かってきた気がする。
この景色を胸に、今夜はゆっくり休もう。
左の方に目をやると・・・
おっと!あれは今朝上ったMan Tor では?
尾根沿いの道が見えます。
「確かに、あそこにいたんだなぁ~」と、感慨に耽る。
それでいいのだ。
だって目の前に広がるのは、この風景だから!